int(2997323)
string(3603) "![]()
助広、真改と並ぶ大阪新刀の三傑・粟田口一竿子忠綱・在銘・本間薫山先生鞘書き在り。
一竿子忠綱は初代忠綱の嫡子にして鎌倉時代の刀工である。京の粟田口国綱の末裔を名乗り「津田助広」や「井上真改」と共に大阪新刀の三傑と呼称される名工である。一竿子は号で寛永元禄頃に使用された。当時としては長寿の人で80余年生きて享保中期に没した。通称は「万太夫」と伝わる。
近江守を寛文期に受領し、一竿子の号とともに晩年まで使用した。切銘は「粟田口近江守忠綱」「山城国粟田口藤原忠綱」「粟田口一竿子忠綱」「合勝軒忠綱」「一竿子忠綱入道」などの切り銘がある。重要文化財に指定された遺作があり(東京国立博物館蔵)、新刀期の刀工で、国の重要文化財に指定されたものは非常にまれである。この重要文化財は大正期には国宝に指定されていたお刀であり、所謂旧国宝である。
二代の初期には初代と似た作風である足長丁子を焼き、元禄頃から津田越前守助広に私淑した涛瀾乱れや、沸匂深い井上真改風の直刃を焼き、自身彫りを見る。
造り込みは脇差や2尺1寸前後の刀が多い。踏ん張りが付き先反りのつく、前時代の寛文新刀と比較して優しい姿となる。地鉄はよく練れ詰み冴えた地鉄となる。小板目に杢目を交え、地沸細かにつく。鎬地柾がかる。初期には足長丁子を焼き、丁子の焼き頭同士に砂流しが絡み、帽子は直ぐに小丸で返り短い。
表題のお刀は在銘( 粟田口近江守忠綱 )本間薫山先生の鞘書きがあります。掟通りの長さにして、地鉄は板杢中庸やや流れこころとなり、地沸細かにつく。掟通りの大阪焼き出しより始まり、足長丁子を焼き、金線鋭く刃中の長きにわたって表れ、帽子は小丸で返る。 古研ぎですので、刀身には若干の薄曇りヒケ等あります。しかしながら鑑賞には何の問題もない範疇だと思います。写真をよくご参照になり、お刀の状態につきましてはご納得の上でのご入札お願い申しあげます。
委託出品ですが、よほど低調でない限り売り切る許可をいただいておりますので、皆様のご入札心よりお待ち申し上げます。本刀を落札された方は20日以内に所有者変更を行って下さい。
尚、新規の方は質問欄より必ず入札(落札した場合のご購入)の ご意志連絡下さい。連絡無き入札はただちに取り消しします。落札者都合によるキャンセルの多い方は、こちらの判断で削除する場合があります。
種別:刀
長さ:64.5cm
反り:1.2cm
目釘穴:1個
元幅:約2.8cm
先幅:約1.8cm
元重:約6.5mm
先重:約4.9mm
昭和34年大阪府登録
xvpbvx |